学生時代は、先生や両親に言われたことを行っていれば問題なかったが、会社へ入社して社会に出ると、自ら考えて行動することが確実に多くなる。そして自分の行動に責任が出てくるためその「重さ」が学校と会社で大きく異なる。そういった点を意識して回答を心がけよう。
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面接の質問と回答例 >> 会社・労働意識に対する質問(会社) >> 学校と会社の違いは?
回答 1
そうですね、学校ではある程度の我が儘や甘えた部分は、先生や周囲の人たちに通っていたと思いますが、会社に入り社会に出るとそういったことは認められないと思います。会社では1人の大人として周囲より扱われるので、自分の考えや行動に責任を伴う必要があります。
回答例は模範的回答といっても良い。学校と会社の違いをしっかり認識しているととれる内容だ。欲を言うのであれば、さらに一歩踏み込んで甘えた部分が許される場面と、許されない場面などを付け加えて回答するといいだろう。
回答 2
社会に進出して仕事をするために、学校で様々なことを学習しているのだと思います。学校で友人を作ったり、勉強や部活動を行うことが、会社で仕事をするときの準備になっていると思います。したがって、会社で働くと言うことは人生における舞台本番の始まりだと感じています。
ちょっと回答にズレがあるようにも思えるが、ユーモアの感じられる回答でもある。個性がでていてよいではないか。「人生における舞台本番の始まり」など、面接の場ではあまり聞かないフレーズなので面接担当者の心に残るかもれしれない。こういった印象に残りそうなフレーズを告げるのも効果的だ。
回答 3
学校ではまだまだ子供のように扱われていますが、会社へ入社し社会にでれば、一人の大人として皆にみてもらうことができます。私は先日18歳を迎えましたし、学校で勉強するよりも1日も早く会社で仕事を行いたいです。
この回答からは「学校の勉強には関心がない」というようにとられてしまう。「1日も早く仕事がしたい」と付け加えているが、この言い様では面接志望者の「働く意欲」に疑問を感じてしまう。学校の勉強をおろそかにするような言い回しをせずに、そこから早く仕事をして社会に貢献したい、といった内容につなげると良いだろう。