なかなか回答に困る質問であるが、答えに戸惑ってしまうと面接担当者から「授業をきちんと来ていないのでは?」と勘ぐられてしまい評価が悪くなる恐れがある。とくに印象に残った授業がないのであれば、自分の好きな科目の授業について、どのような様子であったかを話すだけでも良い。
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面接の質問と回答例 >> 在学中の生活に関した質問(学校生活) >> 印象深い授業は?
回答 1
はい、あります。昨年、教室内での飲酒によって処分された生徒がいたのですが、そのとき担任の先生が、ホームルームの議題としてそのことを取り上げました。先生は、未成年が飲酒してはいけないなど、説教を始めるでもなく、ただどのようなことがあり処分となったかという事実のみを淡々と話しました。そしてその後、私たち生徒に議論を開始するように言いました。担任の先生が大人の価値観による意見を押しつけなかったので、みんな真面目に意見を出し合うことができ、印象に残った授業でした。
たとえ自分のことでなくても面接では「喫煙」や「飲酒」という高校生らしからぬ話題を口にすることは控えておきたい。しかし、この回答例のようにその事実について真面目に話し合いできたという経験は、逆に本人の誠実さ伝えている。
回答 2
はい、私は機械科ですので、授業の中に「実習工作」が週に3時間あります。英語や化学などの普通科目に比べ、実際にエンジニアとして社会に出たときに役立つ技術だという気持ちが大きかったので熱心に学ぶことが出来ています。
本人が一生懸命に実習工作へ取り組んでいる様子がわかりプラス評価となる。志望会社が現場で作業するところであったら面接担当者は欲しい人材として捉えるはずだ。授業の内容を掘り下げて語ればなお良いだろう。