回答が難しい質問であるが、堅苦しく考えず、これから社会進出するための意気込みを語ると思えばよい。学校で学習したことは、必ずしも現実社会で役立つものでないということを面接担当者はよく知っている。
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面接の質問と回答例 >> 在学中の生活に関した質問(学校生活) >> 勉強の生かし方は?
回答 1
国語や科学で勉強したことが、社会に出て仕事に直接関係してくるかどうかはわかりません。しかし、学校で学習したことは、すべて社会人になるための基礎的なことだと考えています。どこかで必ず役立つときがくると思っていますので、自分に自信をもって頑張っていきたいと思います。
全体的に漠然とした物言いであるが、ここではこれから社会人となる面接志望者の抱負を示すことが出来ればよいので、このような回答例で十分である。
回答 2
学校では様々なことを学習しましたが、集団組織の中での過ごし方も、学校で学んだことの一つだと考えています。会社組織で働くためには、個性も重要だと思いますが、やはり多くの人といかにうまくやっていくか、その器量は必要であると思います。
現在自分がどのような状況に置かれているかを客観的に見て判断しているところがよい。しかし、少し学生離れした発言であるためどこかとってつけた印象を面接担当者に与えてしまう恐れがある。もう少し学生らしい発言にとどめるよう、言い回しや言葉遣いなどを工夫するとよい。
回答 3
特別なことは望まず平凡な生活でいいですので、幸せな家庭をもつことができるよう、しっかりと働き、たくさんお金を稼いで、将来設計をしっかり行っていきたいと思います。
守りに入っている印象があるため疎遠しがちな発言であるが、たいへん素直な意見であり、このようにしっかりと言い切るところは好感が持てる。安定した生活を求めるのは立派なことだ。将来設計をきちんと行っていく、という姿勢も評価できる。